現代のソウル。建築家のイ・スンミン（オム・テウン）のもとに、何年も会っていなかった初恋の相手のヤン・ソヨン（ハン・ガイン）が突然に現れます。大学時代に、スンミン（イ・ジェフン）とソヨン（ペ・スジ）は大学の建築学概論の授業で心を通わせながらも、スンミンは自分の想いを告白することができないまま機会を逃し、その後疎遠になっていたのでした。しかし、今ソヨンはプロとしてスンミンにアプローチし、済州島にある実家の再建を手伝ってほしいと頼んできたのです。スンミンは最初は戸惑い、ソ・ヨンが満足するような設計を考えるのに苦労しますが、最終的にスンミンはスンミンの設計を承諾し、スンミンとソ・ヨンは多くの時間を共に過ごすことになります。そして一方、スンミンの婚約者のウンチェ（コ・ジュニ）は次第にイライラを募らせていきます。はたしてこの建築プロジェクトは、スンミンとソ・ヨンの関係を取り戻すことにつながるのでしょうか？それとも、やはり過去を永遠に終わらせことになるのでしょうか？

チョンボン（イム・ウォンヒ）とソンヘ（シン・ソユル）は結婚してソウルを離れ、済州島でゲストハウスを開業した。夏の忙しさも落ち着いた頃、ソンヘの元恋人イング（チョン・ソクホ）と、チョンボンの元同僚チェユン（チョン・ヨンジュ）が突然やってきたことで、2人の平穏な生活は崩壊する。ソンヘは夫とチェユンの間に走る緊張を感じたが、イングから自分の過去をチョンボンに暴露すると脅されたことで、ますます不安を募らせる。感情がエスカレートし、秘密が表面化する中、4人はやがて嫉妬心と不信感の網に絡め取られていく。絵のように美しい済州島の風景は、この予期せぬ感情の嵐を切り抜けるために必要な平穏を、彼らに与えることができるのだろうか？チョ・ソンギュの監督による2018年の韓国映画です。

音楽が大好きでストリートで演奏をしている自由奔放なシンガーのKang In Soo (Kang In Soo) の生活は、完全に音楽が中心になっていました。 In Sooは友人に支えられながら、いつか音楽への情熱をフルタイムの仕事にすることを望んでいますが、音楽を仕事にするのはそう簡単ではありません。夢をあきらめることを拒むIn Sooは毎日ストリートで演奏を続け、そして親友のChoi Min Sung (Baek Seo Bin)はIn Sooの演奏を録画してYouTubeにアップロードしています。そしてこの時は2人のどちらも、この動画が若いミュージシャンであるIn Sooの人生を永遠に変えてしまうかもしれない人物の目に留まったことは、知る由もないのでした。 大手レコード会社で働くキーボードプレイヤーのYoon Sang Yi (Lee Sang)は、常に新しい才能を探しています。そしてSang YiはIn Sooの動画を偶然見つけ、In Sooの最大のファンの1人になるのでした。そしてIn Sooはきっとミュージシャンとして成功できると確信したSang Yiは、自分の会社の若手アーティストを発掘するプロジェクトに参加することをIn Sooにすすめます。In Sooはこの招待を自分にとってのチャンスだと考えて申し出を受け入れ、すぐにSang Yiと一緒に会社が提供する住居に住むことになります。 一緒の部屋に住んで仕事をする中で、2人の関係は発展し、そしてゆっくりとこれまでになかった新しい感情が生まれ始めます。しかし残念ながら2人の感情が大きくなるにつれて、2人に立ちはだかる試練も大きくなっていくのでした。In SooとSang Yiは、目の前の試練を克服する方法を見つけることができるのでしょうか？それとも2人の愛は、完全に実を結ぶ前に終わってしまうのでしょうか？ 音楽と愛にあふれた物語の「Wish You～ : 僕の心の中、君のメロディー」は、Sung Do Joon 監督の2020年 Viki Original の映画です。 この映画は、元のドラマシリーズには含まれていなかった、これまでに見たことのないシーンを特集しています。

Pain and secrets bring Lena (Park Gi Rim), a Russian woman of Korean descent, to Korea as the bride of Soon Goo (Kim Jae Man), a farmer seeking solace from his own painful past. Living a simple life in the rural countryside, they find unexpected connection despite their individual struggles. As Lena's feelings for Soon Goo deepen, she becomes increasingly conflicted about her place in his life and her own unresolved emotional burdens. Confronted with her growing guilt, Lena must decide whether to stay or leave, navigating the complex emotions that bind her to Soon Goo. This is a 2016 South Korean film directed by Kim Do Won that explores the delicate dynamics of healing and human connection.

Shin Jin Ah（Lee Min Jung）は、かつて韓国の国民的恋人だった。彼女は、Kポップ「第 1 世代」で広く人気を博したグループPurpleのリードシンガーだった。しかし、彼女のキャリアは現在、かつてないほどの最低水準に落ち込んでいる。彼女はラジオ番組のDJだが、その評価は地に落ちている。番組の内容は古く、アイデアに欠け、退屈なものだ。番組のプロデューサーが産休に入ると、ラジオ局のマネージャーはLee Jae Hyuk（Lee Jung Jin）という野心的なプロデューサーに番組を引き継ぐよう依頼する。しかしマネージャーは番組の出来が悪いことを知っており、新たなプロデューサーに内容を一新するよう命じる。 スタートは、両者にとって幸先の悪いものになる。Shin Jin Ahの目にはLee Jae Hyukが冷酷で不快な存在に映り、また彼は、彼女が魅力のない歌姫だということを知る。なんとかリスナーを増やそうと必死なLee Jae Hyukは、Shin Jin Ahを含むすべての番組スタッフに、番組のイメージを一新できる新コーナーのアイデアを出すよう要求する。驚いたことにShin Jin Ahは、スタジオに来た一般人に協力してもらい、愛する人のために歌を歌ってもらうというコーナーを思いつく。このコーナーの人気は上昇し始め、番組自体の人気も同様に上昇し始める。しかし、不満を抱いたPurpleの元メンバーが番組の復活を妨害しようとし、新たな脅威が迫る。 「ワンダフル・ラジオ」はKwon Chil In 監督による2012 年の韓国英語だ。

シャム双生児のサンヒョン（チョ・スンウ）とドンヒョン（リュ・ドクファン）は文字どおりすべての時間を一緒に過ごしてきた。二人で一つの身体を分け合うことを余儀なくされた兄弟に、それぞれの人生を送る機会はあり得なかった。へき地の家に父親と30年近く同居している兄弟は、家の敷地から出て暮らすことは許されない。そんな制約の多い生活の中でも、二人は夢をみることをあきらめなかった。 児童書の作家になりたいというドンヒョンの夢を知った父は、その実現につながればと心優しい若いアーティストのパク・スンア（ナム・サンミ）を家に招く。ドンヒョンとスンアが一緒に作業をしている間、サンヒョンは後ろで黙っているしかない。弟のフーディの下に隠れている時間が長いサンヒョンは、それまで気にしたことのなかった自分の望みや求めるものについて考え始める。一方、ドンヒョンは「普通」の姿になりたいという切実な欲求はもちろん、さまざまな願いが強まるにつれ、恨みを兄に向けるようになる。 それぞれが永遠につかめないものに必死に手を伸ばしたため、二人の関係に最大の危機が訪れる。兄弟は運命と折り合いをつけられるのか、それとも変化を求める悲痛な願いに追いつめられてしまうのか。 命、愛、喪失の物語『桃の木』はク・ヘソン監督の2012年の韓国映画。

慶尚北道の人里離れた小さな村で育ったJung Jun Kyung (Park Jung Min)は、生まれて以来ずっとこの村で暮らしきたが、周囲の世界からは、ほぼ遮断されてきた。自分の村の内外に通じる利用できる道路がない、という酷い状況の中で、Jun Kyungとその他の村人たちが、どこかへたどり着くための唯一の方法は、街に通じている鉄道の線路沿いを歩くことだけだ。列車が走って来る時刻は予測不可能なので、このように線路沿いを歩くことは、せいぜい上手くいって轢かれなかったとしても、危険を伴う行為であり、結果的に、恐ろしい悲劇を生んだケースがあまりにも多い。 技師の息子であるJun Kyungは、自分の村に鉄道の駅がないことを不思議に思うことがよくあった。今や高校生となっているJun Kyungは、一生の夢を実現しようと思い、自らが進んで村の中に駅をつくろうとする。自分の小さな村に、鉄道の駅建設を要請する手紙を、絶えず大統領に書き送り続けてきたので、駅の建設は時間の問題だとJun Kyungは確信する。しかし、Jun Kyungの思惑どうりに、事はそれ程上手く運ぶものではない。クラスメイトのSong Ra Hee (Yoona)と友人になった後、今にも駅建設を諦めようとしているJun Kyungは、決意を新にする。夢の実現を固く信じるRa Heeは、夢を追い続けていくことの必要性を説き、Jun Kyungを励ますからだ。 新た励まされ、決意を新にしたJun Kyungと村の住民たちは、この1つの夢を実現しようと取り組み始める。住民たちは、このたった1つの夢を実現するために、必要な条件を揃えられるのだろうか。 実話に基づいた『Miracle: Letters to the President』は、Lee Jang Hoonが監督した2021年のドラマ映画だ。

インス（ペ・ヨンジュン）はある日、妻のスジン（リム・サンヒョ）が交通事故で負傷したという連絡を受ける。急いで病院に駆けつけるが、妻は重体で意識不明の状態だった。妻のそばを離れたくないインスは病院で日々を過ごし、反応がない妻を回復させようと心を込めて看病を続けていた。その一方、ソヨンソン・イェジンも全く同じ状況にあった。怪我をして意識不明の夫ギョンホ（リュ・スンス）.  を病院で看病しながら眠れぬ日々を過ごしていた。インスとソヨンが出会うのは時間の問題だった。共通点が多すぎることに気が付いた2人。お互いの伴侶が同じ事故に遭ったことがまもなく判明する。そして、事故発生当時スジンとギョンホが一緒に旅行しており、不倫関係にあったという辛い事実を知るのだった。 伴侶の裏切りを知ったインスとソヨン。悲しみや怒り、裏切り、恐れといった感情の中で、同じ気持ちを持つ者同士、困難の中いつしか支えあい、惹かれあう。お互いの存在に癒しを見出し、新たな愛が芽生えるのだった。しかし、スジンが意識を取り戻したことで新たに訪れた甘い恋は断ち切られ、インスは難しい決断を迫られる。 人生や愛、新たなる旅立ちを情感たっぷりに描き出す「春の雪」は、ホ・ジノ監督の2005年発表のロマンチックムービー。