あらすじ
滝沢和真(櫻井佑樹)と石原蓮(髙松アロハ)は子どもの頃、大の仲良しだった。切っても切れない仲で、何をするにも一緒だった。しかし、中学3年生になったとき、すべてが変わってしまった。アメリカへ引っ越すことになった和真は、何の前触れもなく旅立ち、蓮との友情は突然に終わりを告げた。
10年後、和真は日本に戻り、新しい仕事を始めることにワクワクしていた。蓮が会社のトップデザイナーとして活躍していることを全く知らない和真は、旧友との再会に衝撃を受ける。蓮との再会に胸を躍らせる和真は、以前のような関係を取り戻したいと願うが、蓮は和真とは関わりたくないようだ。和真と友好的な距離を保ちながら、蓮はかつての親友というより、かつてのクラスメイトのように振る舞っている。
和真は、蓮がなぜそんなにそっけないのか理解に苦しみつつも、職場で蓮と一緒にいれるだけで十分だと判断する。漣は、和真が戻ってきたことに満足し、幸せだと自分に言い聞かせるが、心の底では早く旧友に戻ってきてほしいと願っている。親友であり、初恋の相手である人の愛情を取り戻すことはできるのだろうか?
「4月の東京は...」は、ハルの同名漫画を映像化した石橋夕帆監督による2023年の日本の恋愛ドラマ。