Ｎのために

2004年、超高層マンション「スカイローズガーデン」48階の一室で夫婦の遺体が発見された。事件の関係者として、氏名が「N」で始まる人物らが浮上した。大学生の杉下望（榮倉奈々）、その大学のクラスメート・成瀬慎司（窪田正孝）、高校の同級生であり大学のクラスメートの安藤望（賀来賢人）、西崎真人（小出恵介）の4人だ。西崎は罪を自白し、裁判で懲役10年の有罪判決を受ける。 {それから10年後、西崎の刑期が終わろうとしてい時、元警察官の高野茂（三浦友和）は独自に事件の捜査を進めていた。判決にはあまりにも多くの問題点があるようだった。目撃者の証言は互いに矛盾しており、2004年当時の証拠集めにも問題があった。西崎の自白にも納得がいかない。調べれば調べるほど、事件の真相は究明されていないという考えが強まった。果たして、真犯人は4人の「N」の誰なのか。 『Nのために』は、2014年放送の日本の連続ドラマ。監督は塚原あゆ子と山本剛義。