あらすじ
湯田一真(藤原大祐)と双子の妹のいちか(豊嶋花)は学校では決して人気者ではありませんでしたが、大きな問題を抱えたことはありませんでした。しかしいちかが黒沢美優(小栗有以)の注意を引いたことで、それが大きく変わることになります。いじめっ子の黒沢美優はいちかの毎日を生き地獄のように変えますが、限界寸前まで苦しめられたいちかは、ミステリアスで美しい桐谷沙羅(茅島みずき)に救われることになるのでした。
最近転校してきたばかりの沙羅のことは誰もよく知りませんでしたが、いちかを助けたことで、いちかも一真も沙羅が他の生徒とは違う不思議なオーラを放っていることを気にしなくなります。そして2人は、学校ではあまり相手にされない自分たちの地位を気にしない友人ができたことをうれしく思い、すぐに沙羅を受け入れようとします。しかし一真といちかのどちらも、沙羅と仲良くなってから奇妙なことが起こり始めたことに気付いていくのでした。
また一真といちかの生活は、週刊誌の編集長である彼らの父親が、死刑判決を受けたカルト教団の指導者についての記事に取り組み始めた時からさらにおかしなことになっていきます。混乱と疑惑の絡み合った網に突然巻き込まれたこの家族は、かつての平和な生活に戻ることができるでしょうか?
強烈な心理スリラーの「教祖のムスメ」は、2022年に公開された金井紘監督による日本のミステリードラマです。