あらすじ
王室を守る任務を受けた精鋭部隊の隊長として、チョウ・ツーシュー (チャン・ジェハン) は、軽々しく扱われるような男ではなかった。多大なる尊敬を勝ち得て、極めて名誉を重んじてきた男であるツーシューは、最大限の忠誠心でこの王室に仕え、その結果、王室からその分取り立てられてきた。しかし、ツーシューの人生は、外から見れば、素晴らしく幸運そうだが、実際のところ、これはツーシューの望んでいるような人生ではなかった。心の中で自問自答し、ツーシューは自らの地位を捨て、自分自身の夢を追求しようと、ついに決心する。
自らの過去と決別し、ツーシューは新たに出直す決意だが、いくら念入りに計画していたとしても、運命によって翻弄されるものだ。世界を見て回るために出発して間もなく、ツーシューは、武術界を揺るがす陰謀に、自らが巻き込まれていることに気付く。時を同じくして、ツーシューは ゴーストバレーから来た謎の多い武術家、ウェン・ケシン (ゴング・ジュン)とも出会う。ケシンは、自分の死んだ両親の復讐をしようと誓っている。運命によって出会ったこの2人は、すぐに親友となり、一連の冒険に乗り出すことになる。こうした冒険により、武術界で行使できる究極の力を、持ち主に与えると言われている伝説的な宝物に、2人をさらに近づいて行くことになる。
陰謀と宝探しに巻き込まれたツーシューとケシンは、ふと気が付くと、非常に壮大な冒険の真っ只中にあり、この冒険は、歴史の流れを永久に変えてしまう恐れがある。
Priestの小説『Faraway Wanders』を実写ドラマ化した『山河令/Word of Honor』は、ゲイリー・シングとジョーンズ・マーが監督した2021年の冒険ファンタジードラマだ。