あらすじ
シア・リンシー (シアン・ハンチー) の高校3年の最終学年は、誰1人としてこんな最終学年を決して望めないという程完璧だった。良い友人がいて、良い成績を上げ、自分の前途には明るい未来があり、リンシーは人生が自分にもたらすものなら何でも、自信を持って、微笑みながら立ち向かう覚悟ができていた。一方、チアン・チョンハン(ワン・アンユイ)は、自分の高校での最終学年の間に、全く同じ経験をしてこなかったが、チョンハンには間違いなくシア・リンシーがいた。チョンハンにとって、日々の自らの生活の中で最も輝かしい存在、リンシーは自分の困難な時期を乗り越える助けとなった友人だった。そして、2人の友情は、深い愛に発展していた。しかし、こうした愛は、一夜にして生まれるものではなかった。
高校を卒業し、大学に進学してから、リンシーとチョンハンは、同じ大学に通っていることに気付いた。大学生活を一緒に過ごすうちに、 2人が高校時代に育んできた愛と友情は発展し始めた。お互いに対する2人の思いが深まるにつれて、2人は将来を計画し始め、自分か相手に今後何が待っていようとも、その一方が常にこれに関わり合うだろうと確信していた。しかし、人生は人を予期せぬ道へ連れて行くものだ。2人の大学時代が終わりに近づくにつれて、リンシーとチョンハンは、自分たちが違う道を歩んでいることに気付いた。
たとえそうであっても、2人の関係が行き詰ることは決してなかった。今や社会人となっている2人は、お互いに対して持っている思いが、時が経つにつれて、さらに強まるばかりであることに気付き始めている。 お互いに対して持っている思いが、千回生きても継続する程十分強いことを認識して、リンシーとチョンハンは、2人の関係を全く新しい高みへと引き上げる時ではないのか、と思い始める。
スー・コアントンの同名小説を脚色した『Forever Love』は、ウェン・トーコアンが監督した2020年のロマンティックドラマだ。