あらすじ
教師には生徒に消えない印象を残す独特の才能があるものだが、コ・ハヌル にとって(ソ・ヒュンジン)の印象は、自身の一生を決定づけたようだ。 遠足で命を落としかねない事故に巻き込まれそうになり、以来コ・ハヌルは自分の命をかけて救ってくれた教師に感謝し続ける人生を歩んでいる。現在教師になったハヌルは、自分の教師がかつて与えてくれたのと同じくらいの素晴らしい影響を、生徒の人生に与えれられるような教師でありたいと願っている。しかしその夢を実現するのは難しい。というのも教師の生活というのは全く楽ではないからだ。それでもハヌルは断固、夢をあきらめることはしなかった。
私立学校での短期の教職に就いたハヌルは、私学の超進学校という境遇にありがちな様々な試練に生徒が直面する際、最大限生徒の手助けになれる教師であろうと決意した。生徒が成長するのを献身的に支えることで、ハヌル自身も成長し始めた。それはある部分では進路進学部のトップであるパク・ソンスン(ラ・ミラン)の指導、そして教鞭をとることにあくなき情熱を燃やす国語教員、ト・ヨヌ( ハジュンのおかげでもあった。
ソンスンは彼女のメンターであり、ヨヌは指導者であった。現在の熾烈な教育システムの中で教鞭をとることに対する困難に打ち勝つ強さをハヌルは見出した。献身的に生徒が自分の夢を実現する手助けをすることで、人間としても教師としても成長していった。
献身と夢実現の物語「ブラックドッグ」は、ファン・ジュンヒョク監督による2019年制作のドラマ。