大明皇妃

2019
PG-13
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あらすじ

時は1402年、永楽帝が帝位についた最初の年。 短気でいつも不機嫌なこの皇帝がある日怒りに任せ、侍医のJing Qingとその家族に死刑を命じた。 一族で処刑を逃れたのは、Jing Qingの長女 (Tang Wei) ただ一人。Sun Zhongという名の貴族に救われたのだ。長女はSun Ruo Weiと名付けられ、この貴族の養女となった。 これは、権力欲にまみれた陰謀家のチンツェン一派がSun Ruo Weiを利用して立てた計略だったのだが、その手始めに、皇帝の息子の一人に彼女を嫁がせようというのだ。 でも一派のこの計略には、運命のいたずらか、大きな障害が立ちふさがる。彼女は永楽帝の孫Zhu Zhan Ji (Zhu Ya Wen)の側室にされてしまうのだ。 1424年4月、永楽帝が死にZhu Zhan Jiの父が帝位を継いだ。Zhu Zhan Jiは皇太子としてやがて帝位を継ぐ地位となった。 ところが、そのわずか数か月の後にZhu Zhan Jiの父が急逝した。そしてZhu Zhan Jiが帝位につき、宣德帝となった。 Sun Ruo Weiは、皇帝となった夫が自分の家族を皆殺しにした憎き男の孫であることはよく承知していたが、その宣德帝が祖父とはすっかり異なった人物だということも分かってきた。そして少しずつ、夫の心の中には善なるもの、おそらくは愛が住んでいると確信するようになった。 やがて男の子を生んだ皇妃は、この皇太子に国を治める術をなんとか教え込まなければならない、と考えるようになった。生まれながらにして、いつの日か皇帝となる定めなのだから。 果たしてSun Ruo Weiは、帝国のためそして真実の愛のために、いつの日か復讐を遂げるという夢をあきらめるのだろうか。そしてその真心の決断は、明帝国の未来に平和と安定をもたらすのだろうか。 「大明皇妃」は2020年に中国で放送された、Zhang Ting演出の大河ドラマのシリーズ。