あらすじ
傲慢で、自己中心的で、気難しいエイドリアン・ラム(ダヨ・ウォン)は、優秀な弁護人かもしれない。しかし、その不愉快な態度のせいで、彼と一緒に働くのは耐え難いことだ。新しい上司も、エイドリアンの言動を我慢するのにうんざりしていた。そんな上司から強制的に新米弁護士のエヴリン・フォン(レンシー・ユン)とパートナーを組まされ、エイドリアンは大いに落胆する。
エイドリアンは弁護の仕事をエヴリンと分担することに不満を抱いていたが、かなり絶望的な事件を担当することになり、その好ましいとは言えない感情をすぐに忘れる。その事件は、17年前にエイドリアンが中心的な役割を果たした案件だった。7歳の娘の殺害を試みたとして起訴され、エイドリアンの不注意から懲役刑の判決を受けたシングルマザーのジョリーン・ツァン(ルイーズ・ウォン)は、必至に自分の無実を証明しようとしている。今、エイドリアンは過ちを正す決意を固め、そのそばにはエヴリンがいる。ジョリーンは無罪を勝ち取る望みを抱いているが、運命の残酷ないたずらによってこれまで以上に絶望的な状況に追い込まれる。
エイドリアンとエヴリンは金持ちや権力者たちを相手に、ジョリーンの無実を証明するためできることは何でもするが、その道のりは決して平坦ではない。果たしてこのエース弁護士と新人の同僚は、依頼人の無実を証明するために必要な手がかりを見つけることができるだろうか?
最後まで目が離せない『良心の呵責』は、ワイ・ルンウンの監督による2023年の香港ミステリー犯罪コメディスリラー映画です。