あらすじ
中国の国慶節を記念して、中国を代表する才能ある監督たちの作品を4部構成で紹介するアンソロジー。1942年の日中戦争から2050年の未来世界まで、それぞれの監督は異なるジャンルで「家庭」や「国」についての独自の考えを表現すると同時に、先人たちの献身と犠牲に対して敬意を表しています。
ウー・ジン監督の『Windriders』では、冀中騎兵連隊の隊長であるマー・レンシン(ウー・ジン)が、息子のマー・チェンフェン(レオ・ウー)を含む部隊を率いて、第二次世界大戦の過酷な戦いに赴きます。チャン・ツィイー監督の『Poem』では、戦場からずっと平和な1960年代へと舞台が移り、苦労して勝ち取った科学技術の躍進がある家族の人生を永遠に変えることになる様子を描いています。1970年代後半を舞台にしたシュー・ジェン監督の『Ad Man』は、中国初のテレビ広告の実話をもとにした作品です。アンソロジーの最後を飾るシェン・トン監督の『Go Youth』は、感情を持たないバイオニックロボットがタイムトラベルする物語で、未来への明るい希望を描き出しています。
「国慶節」三部作の第三弾『My Country, My Parents』は、2021年の中国のアンソロジードラマで、ウー・ジン、チャン・ツィイー、シュー・ジェン、シェン・トンが監督を務めています。