줄거리
2018年5月14日、重慶からチベットのラサへ向かうエアバスA319便に、約100人の乗客が乗っている。コクピットのフロントガラスにひびが入り、機体は大きな打撃を受ける。パイロットは管制官に無線で連絡し、危険な状況を報告する。しかしその時、考えられないようなことが起こる。ガラスが割れて空気が渦巻くように流れ込み、機内全体に圧力がかかったのだ。乗客はパニックに陥り、パイロットの一人が動けなくなってしまうと、元空軍エースで冷静なベテラン機長のリウ・チャンジェン(チャン・ハンユー)は、副操縦士のリャン・ドン(ドゥ・ジアン)と共に、問題の解決に乗り出す。機体は2.5km近く急降下し、機長がギリギリで対処するが、本当に過酷なフライトは始まったばかりだった。
チベットヒマラヤ山脈上空を飛んでいる飛行機は、酸素予備が残り少なくなる。外では嵐が発生し始め、リウ・チャンジェンの不可能に思われる任務は、さらに困難になる。乗客は大混乱に陥るが、チーフ客室乗務員のビン・ナン(ユアン・クァン)は、乗客の神経を落ち着け、彼らに彼女や乗務員、そして機長を信頼してもらおうと決意する。
実話をベースにした『キャプテン』は、アンドリュー・ラウ監督による2019年の中国映画です。