あらすじ
美術学校に通うミーラン(キム・トゥエン)は、演出の最終課程を修了するため、地元の演劇学校で演劇の演出をすることになった。通常通り自己紹介をした後、生徒たちは彼女を楽しませようと、幽霊が出るという学校の小道具部屋の話を始める。生徒たちはなんとか彼女を怖がらせようとするが、ミーランは生徒たちに対し、どんなに頑張っても自分には勝てないと断言する。彼女は、子どもたちがどんなに残酷になれるのか、知る由もない。
ティエンタム(バン・クエヌエン)をリーダーとする容赦のない学生グループのいじめに苦しめられたミーランは、すぐに恐怖で理性を失って行く。精神が崩壊しそうになるほどの苦痛を受けたミーランは、学校から逃げ出すが、その際に多くの深刻な怪我を負ってしまう。ミーランが病院で回復する一方で、ティエンタムとその彼氏クオンズイ(ヴィン・アインホー)もほとんど入院が必要になりかける。2人は大きな事故を起こし、1人の老女とともにひどい怪我を負ったのだ。2人は事故を報告せずに現場から逃げ出すが、すぐにその決断を後悔することになる。老女と幼い子供の不穏な霊に苦しめられるようになったためだ。
超自然的な存在による苦しみから逃れられないティエンタムとクオンズイはこの事態を解決しようと試みるが、その過程で、怒った霊よりも恐ろしいものが存在することを知る。果たして2人は自ら招いた運命から逃れることができるだろうか?
ぞっとする恐怖の物語『エクソシズム:呪われた子供』は、バ・ヴーグエン監督による2015年のベトナム恐怖映画です。