
あらすじ
韓国の封建時代。皇太子のLee Heon(Yoo Hyun Woo)は冷酷な兄に地位を追われ、孤独な亡命生活を送っている。兄は王家での地位を安泰なものにするためLee Heonの殺害を狙っており、心の休まる暇がない。暗殺者や陰謀の影に常に怯えるLee Heonにとって、忠実で心優しき護衛のGuem(Kim Tae Jung)だけが本当の仲間と言える唯一の存在だった。
一方現代には、絵を描くことが好きなEun Ho(Park Jun Hee)という高校生がいた。アート一色の生活を送っていた彼に、ある日謎めいた絵を描く課題が与えられる。思いがけず過去へタイムスリップしたEun Hoは、そこでLee Heonと出会う。2人の間には恋愛感情が芽生え、思いやりのある親密な関係を築く。だが暫定の王はしびれを切らし、逃亡中の皇太子をすみやかに暗殺しようとする。「Lee Heonの命は自分にかかっており、助けられるのが自分しかいない」。Eun Hoは、そのことを次第に理解していく。
「君色に染められて」は2022年の韓国映画。監督はHa Na。