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あらすじ
韓国で、ゾンビ化してしまう感染ウイルスが大流行し、この国中が飢えた大群に飲み込まれるまでには、丸一日も掛からない。このウイルスが大流行した理由を説明することができず、同様にこの大流行を食い止めることもできずに、韓国はおろか朝鮮半島全体が侵略されるところを、世界の他の国々は恐ろしさのあまり、ただただ傍観し、見守ることしかできない。ゾンビ化への感染拡大を阻止するために、唯一出来ることは、韓国との国交を永久に断つことだ、ということで世界の国々の意見は一致している。国境が永久に閉鎖される前に、先を争ってゾンビから逃れようとして、感染していない人々は、ゾンビを追い払いながらも、必死で国境を越えようとしている。ゾンビから逃がれようとしている人々の中には、海軍司令官のJung Seok (Kang Dong Won)とその家族もいる。Jung Seokは長年軍人として国に仕えてきたが、ゾンビから逃れるこで無我夢中となりすぎて、生き残ろうと必死にもがいているMin Jung (Lee Jung Hyun)とその家族をその場へ置き去りにする。
それから4年が経っても、Jung Seokと義理の兄弟、 Chul Min (Kim Do Yoon)は、命からがら逃げ出したあの時の恐怖が今も忘れられない。しかし、Jung SeokとChul Minは罪の意識にさいなまれており、贖罪の機会を求めて、中国人ギャング集団の極めて価値の高い財産を取り戻すという任務を負って、韓国に戻ることを承諾する。2人にとって、この任務は自殺行為に近いものだが、2人はためらうことなく、この任務遂行を受け入れる。今や再び韓国に戻ったChul MinとJung Seokは、この世界の終りのような廃墟に存在するのは、ゾンビだけではないことをすぐに知る。
ゾンビに追い掛けられ、悪党武装集団にも追われて、Jung SeokとChul Minの生き残るチャンスは、急速に失われていく。2人が以前見捨てた人々の支援だけで、大量のゾンビが跋扈するこの半島から、2人に生還できるチャンスはあるのだろうか。
『Train to Busan』 (2016年)の続編で、独立した作品となっている『 Peninsula』は、Yeon Sang Hoが監督した2020年のゾンビアクションホラー映画だ。