あらすじ
車が故障し山道で立ち往生した記者のワン・イーチ(キャッシュ・チュアン)は不運なことに、1人の男を即死させ、1人の女を昏睡状態にさせるひき逃げ事故を目撃する。今まさに目の当たりにした出来事によって恐怖に襲われたイーチーは、ひき逃げした車のナンバープレートの写真を素早く数枚撮影するが、写真は不鮮明すぎて、事件の証拠としては使えないと見なされる。犯人を確実に特定する方法がないため、事件は棄却される。
それから9年が経った現在、イーチーは自分が運転していた中古車が実は、何年も前の同じ事故に関与していた車であることを発見し、自分がその死亡事故と思いがけず関係していることに気付く。それが全くの奇妙な偶然ではなかったかのように、事故の唯一の生存者が突然姿を消したらしい。記者としての予感が刻々と強まる中、イーチーは長い間忘れ去られていた事件の背後にある真実を明らかにすることに着手する。しかし、真実を明らかにすることは、時としてむしろ悲惨な結果をもたらすことがある。
事故を取り巻く出来事を深く掘り下げて行くに連れ、イーチーは残りの人生で自分をとても悩ませることになるかもしれない、一連の暗い真実を暴き始める。
ミステリアスでスタイリッシュな『誰が殺したクックロビン』は、チェン・ウェイハオ脚本・監督による2017年のネオノワール犯罪スリラー映画です。