Go Back to China（中国に戻ろう）

LA在住のサーシャ・リー（アンナ・アカナ）は、ファッションを専攻して学校を出たばかり。職探しが思い通りにいかなくても、彼女の贅沢暮らしに歯止めはかからない。気楽に生きられるのは、疎遠になっている父、テディー・リー（リチャード・ン）から贈られた100万ドルの信託基金のおかげ。 サーシャは、悩みなど持ったことがなかった。少なくとも、彼女への援助打ち切りを父親が決断するまでは。甘やかされた子供に最後通告を送った父親。サーシャに残された道は、浪費三昧のライフスタイルを改めて独り立ちを目指すか、あるいは1年間深センへ戻り、父親のおもちゃ会社で働くか。 最終的に父親の出した条件に同意し、中国へ引っ越して父親の工場で働き始めたサーシャ。そこで彼女は、異母姉のキャロル（リン・チェン）と、何人かの妹弟たちと出会う。全員が、父の数多くの浮気で生まれた子供たちだ。父にうんざりするサーシャだが、キャロルとの間には本物の友情を見出し、腹違いの姉妹2人には思いがけない絆が生まれる。自宅でも職場でもお互いを支え合いながら、サーシャとキャロルは会社の改革と活性化という課題を引き受けることになる。だが物事は、計画通りには進まない。 家族の仲がぼろぼろになり、落胆してLAに戻るサーシャ。けれど彼女はまだ、負けを認めることはできない。新たな決意を胸に立ち上がり、前に進むサーシャは、彼女と家族の生活両方を永遠に変えることになる道へ、思いきって歩んでいく。 愛と笑いに溢れた感動の家族ドラマ、『Go Back to China（中国に戻ろう）』は、エミリー・ティンの脚本と監督による2019年のドラマ作品です。