あらすじ
マスター (小林薫) は東京の路地裏にある小さな居酒屋のオーナーであり、料理人。ほとんどの人が眠りについている深夜に店を開け、朝の7時に店を閉める。
居酒屋は小さいものの、料理やお酒、そしてお店の雰囲気を味わうために来店する常連客がいる。ほとんどの客は、お互いに顔なじみで、賢明なアドバイスと人の心を落ち着かせる雰囲気で知られるマスターに親しみを抱いている。
マスターのメニューには4品しかないが、マスターは作れるものならば、誰にでも何でも作ってくれる。
店に出入りする常連客には、ヤクザや、「あと何回食べれるか」を知らないため、食事の数を細かく記録する男性の老人などがいる。
本作では、客たちがマスターやお互いと会話を繰り広げる中、彼らの運命と居酒屋の外での暮らしが明らかになっていく。
葬式好きのグループ、不機嫌な出版社の社員、認知症を患う老人の女性、マスターの古い常連客の息子の話が別々に描かれる。
『続・深夜食堂』は松岡錠司が監督を務めた2016年の映画。