あらすじ
時は1940年、朝鮮半島はなお大日本帝国による植民地支配を受けています。
大日本帝国は、まもなく自身の崩壊につながるもの、すなわち第二次世界大戦に参戦しようとしています。しかし、国が戦争の準備をする一方、植民地では植民地政府が韓国語の撲滅に全力を尽くしています。その目的は、どんなことをしてでも日本語と日本文化を促進することにあります。
こうした状況を背景に、ある人たちが信じられない団体を作ります。彼らの目的は朝鮮語の辞書を作ることです。これは反抗と愛国心によるもので、植民地政府から弾圧される可能性があります。
このグループは、博学な若い学者であるRyu Jeong Hwan(Yoon Kye Sang)と、中年の泥棒で文字が読めないKim Pan Su(Yoo Hae Jin)が率いています。
二人は他のメンバーと一緒に、考えられないようなことを実行しようとします。それは、極めて重要な辞書を完成させ出版することにより、存亡の危機に瀕している言語で国の誇りを回復させることです。
この映画は一部が実話に基づいています。
『マルモイ ことばあつめ』は、Eom Yu Na監督による2019年の韓国映画です。